さすがだ。

今日も右腰が痛かった(過去形)。昨夜は痛さでよく眠れなかった。
いや、寝てるんだけど、なんというか夢の中でなんとか腰が痛くないよう寝返りうってる、という感じ。
そこで会社帰りにいつもの整骨院に行った。
どうやら腰と骨盤の位置が良くないようで、色々調整してもらったら、なんと激痛がなくなった!すごい!
ただ、右腰の痛さで忘れていた?!他の場所の凝りがよみがえってきてしまったけど・・・。

私の、この全身の歪みはもともと背骨が湾曲ギミだったこともあるけれど、たぶん右膝のケガが大いに関係していると思う。

右膝前十字靭帯損傷

※もう、十年も前のことなのでうろ覚えだけどせっかくだから書いておこう。

大学の頃、テニスの試合中に右膝をひねって救急車で運ばれた。
最初、レントゲンではなんともないし、恐らく内側側服靭帯が伸びたのだろう、と
1ヶ月ギプスをしただけで、リハビリもなく開放された。
知識もなく、調べる手段も知らず(その頃はインターネットなぞ私の周りには存在しなかった。)
ジムで少し鍛える程度で再びテニスをしていた私。すると、時たま起こるガクンというズレ。
おかしい。
そう気づいた時はすでに半年無理をしてしまったあとだった。その間に何度か大きなガクンがあった。
最初の病院の紹介で行った病院には、靭帯再腱手術の名医がいた。
(もう何人もの手術をしているという。その中にはバスケやサッカーなどのプロスポーツ選手もいたそうだ。)
ひと触りで「これは前十字靭帯だね」という診断に驚いた。
最初のケガで前十字をやってしまったのか、その後のガクンでやってしまったのかは分からない。
しかし私の不注意もあったので誰も責められない。
「これからもスポーツをしたいなら手術しかない」という。大いにビビった。
まだ二十歳そこそこ。やはりスポーツはしたいと手術を決めた。
そこから、まず始めたのは膝周りの筋肉を鍛えること。手術後筋肉が一気に落ちるため、先にいくらかそれに耐えられる程度の筋肉強化が必要らしい。
筋力を測る&鍛えるサイベックスというマシーンや、チューブ、エアロバイクなどで数ヶ月通っただろうか?バランスを良くするため左脚も鍛えた。
その間に、内視鏡手術で1週間ほど入院もした。
(下半身麻酔は起きてるのに自分の半分が勝手に動かされていて不思議だった。)
そして、いよいよの再腱手術。入院は1ヶ月半近くにおよんだ。
(今度は全身麻酔。グースカ寝ていて、目が覚めたら身体が動かなくてヘンだった。)
右脚がロボットになってる以外は元気な私。ベッドの関係でずっと外科病棟入っていた。
同室の方々には申し訳ないが、お見舞いのいただきものをパクパク食べて、ぷくぷく太った。
友達なども頻繁にお見舞いに来てくれたので、実は結構楽しい入院生活だった。
リハビリも頑張れた。理学療法士の先生が元気で面白い方だったこともあった。
そりゃ苦痛なこともあったけど。
そういえばドラマの参考とかで、当時無名の長瀬智也が見学にきたこともあったっけ。
退院後もリハビリは続いた。何ヶ月か経った頃、もう、これからは自分で鍛えなさい。と。
通院はなくなった。
(一度、ボルトを抜く手術もした。しかし2つのうち1つは今も私の膝に残っている。)
今振り返ると、その後の頑張りが、私には足りなかった。
もちろんスポーツジムなどでも頑張って鍛えた。
でもテニスがしたくて少しぐらい痛いときでも、病院特注のサポーターをしてるから大丈夫だろう、とちょくちょく無理をした。ちょくちょく。
その結果。2年近く前、整形外科で「変形性膝関節症」と診断された。
私の膝は見事に磨り減っていた。
頑張ってスポーツジムに通った。しばらくは良かった。しかしちょっと頑張る方向がズレたのか、再び膝が痛み出した。
ジムをやめた。テニスもしばらくやってない。痛さにかまけて鍛えるのをサボった。
すると今度はみるみる太った。膝のためには体重を減らさなくてはいけないのに。
再びスポーツジムに入った。もっと頑張らなくては。
・・・・・・そしてコンニチに至る。
もちろん日常生活には何の支障もない。走ることもできる。が、もっと年をとったらどうなるのだろう?
最近、本気でビビりはじめた私。鍛えよう。そしてやせよう。